【肩が上がらない?】その原因と解消法

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2025.03.25

肩が上がらないという症状は、日常生活の中で非常に多くの方が経験するものです。特に、肩や首の筋肉をよく使う職業や、長時間のパソコン作業を行っている方にとっては、つらい問題です。肩の動きが制限されると、仕事や趣味、日常の動作にも支障をきたし、精神的にも不安を感じることが多いです。

今回は、肩が上がらない原因を解説し、その解消法についてご紹介します。肩の可動域が制限される原因は多岐にわたりますが、適切な知識とアプローチを持つことで改善が可能です。

 

1. 肩が上がらない原因

肩が上がらない原因として考えられるのは、筋肉の緊張や関節の動きの不具合、神経の圧迫などです。具体的には、以下のような要因が影響を与えている可能性があります。

1.1. 筋肉の硬直

肩の筋肉、特に肩甲挙筋や僧帽筋、肩甲下筋などの筋肉が緊張すると、肩の可動域が狭くなり、肩が上がりにくくなります。長時間のデスクワークや不良姿勢が原因で、これらの筋肉が過剰に使われ、硬直してしまうことが多いです。筋肉の過緊張は、血行不良を引き起こし、さらに肩の動きに制限をかけます。

1.2. 関節の可動域制限

肩関節は人体の中でも非常に可動域が広い関節ですが、その分、可動域に制限が出やすい部位でもあります。肩関節周りの関節包や靭帯、腱が硬くなると、肩の動きに制限が生じ、肩が上がりにくくなります。特に「四十肩」「五十肩」と呼ばれる症状では、肩関節の周囲の組織が炎症を起こし、動きが制限されることが一般的です。

1.3. 神経の圧迫

肩の可動域が制限されるもう一つの原因として、神経の圧迫があります。頚椎(けいつい)や胸椎(きょうつい)から出ている神経が圧迫されると、肩や腕の筋肉にうまく信号が伝わらなくなり、肩の動きが制限されることがあります。特に、頸椎椎間板ヘルニアや神経根症などが原因となることが多いです。

2. 肩の不調を解消するためのアプローチ

肩の動きが制限されている場合、行うべきアプローチは、筋肉の緊張をほぐし、関節の可動域を広げ、神経の圧迫を解消することです。以下では、具体的な施術方法と予防法について説明します。

2.1. 筋肉の緊張を緩和する施術

筋肉の緊張を解消するためには、まずその筋肉にアプローチすることが重要です。施術では、手技療法を用いて筋肉をリラックスさせ、血行を促進します。特に、肩甲挙筋や僧帽筋、肩甲下筋に対しては、指圧やストレッチを駆使して筋肉の緊張を緩めます。また、筋肉の深層にアプローチするためには、筋膜リリースやトリガーポイント療法も有効です。これらの技術により、筋肉の硬直を解消し、肩の可動域を広げることができます。

2.2. 関節の可動域を改善する施術

肩関節の可動域が制限されている場合は、関節自体にアプローチする必要があります。施術では、関節の動きをスムーズにするために、関節モビリゼーションを行います。これは、関節を微妙に動かすことで、関節周囲の組織の緊張を緩和し、可動域を改善する方法です。また、肩の可動域を広げるために、肩関節の周りにある筋肉を強化する運動を行うことも効果的です。

2.3. 神経の圧迫を解消するアプローチ

神経の圧迫が原因で肩の可動域が制限されている場合、神経の圧迫を解消するための施術が必要です。頸椎の歪みが原因で神経根が圧迫されている場合、軽い牽引や矯正を行うことで、神経の通りが良くなり、肩の動きが改善することがあります。

2.4. ストレッチと運動療法

肩の可動域を改善するためには、定期的なストレッチや運動が欠かせません。特に、肩関節周囲の筋肉を柔軟に保つことが大切です。毎日、肩を回す運動や肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、肩の可動域を維持できます。また、肩周りの筋力を強化する運動も重要で、特に肩甲骨の安定性を高めることが肩の不調予防に繋がります。

2.5. 日常生活での姿勢改善

肩の不調を予防するためには、日常生活での姿勢改善も重要です。特に、デスクワークをしている方は、長時間同じ姿勢を続けることが多いため、肩の筋肉が緊張しやすくなります。パソコン作業中は、椅子に深く座り、モニターを目の高さに合わせるようにしましょう。さらに、1時間に一度は立ち上がって肩を回すなどの簡単なストレッチを行うと、肩の不調を予防できます。

3. まとめ

肩が上がらないという症状は、筋肉の緊張や関節の可動域制限、神経の圧迫など様々な要因が絡み合っていることが多いです。施術によって、これらの問題を改善することが可能です。肩の不調を解消するためには、筋肉の緊張を緩和し、関節の可動域を広げ、神経の圧迫を解消することが重要です。また、日常生活での姿勢を意識し、定期的にストレッチや運動を行うことも予防には欠かせません。

気になる方は是非一度体験してみてください。

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