ひじの痛みに困っていませんか?

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2025.04.29

今回は、「ひじの痛み」についてお話ししたいと思います。

日常生活の中で、ひじに違和感を覚えたり、動かした時に痛みが走ったりすることはありませんか?
ひじは、腕の曲げ伸ばしや回旋(手のひらを上向き・下向きにする動き)など、多くの動きに関わる重要な関節です。そのため、些細な使い過ぎや姿勢のクセ、スポーツ動作などがきっかけで、痛みが生じやすい部位でもあります。

ひじの痛みの主な原因とは?

ひじの痛みといっても、原因はさまざまです。以下に代表的なものをご紹介します。


① 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

最もよく知られているのが「テニス肘」です。正式名称は「上腕骨外側上顆炎」といいます。
テニスのバックハンドの動作に似たような動き(物を持ち上げる、ドアノブを回すなど)で、ひじの外側に負担がかかり、炎症が起こることで痛みを感じます。
テニスをしていない方でも、家事や仕事で手首をよく使う方に多く見られます。


② 上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)

テニス肘と反対に、ひじの内側に痛みが出るのが「ゴルフ肘」です。
手首を内側にひねる動作を繰り返すことで、ひじの内側に負担がかかり、炎症が生じます。こちらも、ゴルフをしていなくても、反復動作の多い仕事や育児をされている方に多く見られます。


③ 肘部管症候群

ひじの内側を通っている神経(尺骨神経)が圧迫されることで、小指や薬指にしびれが出たり、細かい作業がしづらくなったりします。
ひじを長時間曲げたままにする癖がある方や、外傷の後遺症として起こることもあります。


④ 関節リウマチ・変形性肘関節症

関節そのものの疾患も、ひじの痛みの原因になることがあります。
特に中高年の方に多いのが、関節リウマチや変形性関節症です。痛みだけでなく、関節の腫れや可動域の制限なども伴うのが特徴です。


対応と施術方法

ひじの痛みの原因をしっかりと見極め、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
初回のカウンセリングでは、どのような動きで痛みが出るのか、いつから症状があるのかなどを丁寧にお聞きし、徒手検査(実際に体を動かして状態をチェックする)を行って原因を特定します。


施術の例:

  • 手技療法(マッサージ・筋膜リリース)
    筋肉や腱に過剰な負担がかかっている場合には、緊張を緩めて血流を促進し、回復力を高めます。
  • 電気治療(干渉波・ハイボルテージなど)
    炎症や痛みが強い場合には、電気を用いて痛みを軽減し、治癒を促します。
  • テーピング・包帯固定
    必要に応じて患部の安静を保つためのテーピングや包帯を行います。正しい動きを補助する目的でも使用されます。
  • 姿勢指導・セルフケアのアドバイス
    日常の使い方に問題がある場合は、姿勢や動き方の指導も行います。また、自宅でできるストレッチやトレーニング方法もお伝えしています。

痛みを放置しないことが大切です

ひじの痛みは、一時的なものだからと放っておくと、慢性化してしまうことがあります。
慢性的な炎症や筋緊張、さらには関節の変形や神経症状を引き起こすこともあるため、早めの対応がとても大切です。

「いつもと違う痛みを感じた」「力を入れると痛む」「動かしにくい」といった症状があれば、お早めにご相談ください。


最後に

ひじの痛みは、原因も症状も人それぞれです。当院では、その方の生活スタイルや体の使い方に寄り添い、根本からの改善を目指してサポートいたします。
お一人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。

皆さまが快適な毎日を送れるよう、私たちがお手伝いさせていただきます。

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